schedule
スケジュール
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2020年 9月4日(金)〜 12月31日(木)
ギャラリーからのお知らせ
2020年9月〜
皆様お元気でお過ごしでしょうか。早くも9月・秋の声を聞く頃です。まだまだ暑く、蝉時雨も聞こえて参りますが、夕闇ともなると、りんりんりんと虫の声も聞こえてきます。
でも東京は連日、新型コロナの第2波が高止まりで、心配が収まりません。
その上、高温の海水のため、今までに経験したことのない大型台風が接近し、進路に当たる皆々様のご心配はいかばかりかと、心を痛めております。どうか最大限の準備をなさって、無事に台風が通過する様に祈っております。
延期になっております。展覧会は今年は開催が難しいと考え、見合わせる事といたします。もう少し状況を見極め、安心して皆様にお集まり頂ける日が参りましたら、改めてご案内いたします。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。 スペース根津店主
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2020年 4月2日(木)〜 7月4日(土)
ギャラリーよりのお知らせ
皆様お元気ですか?
新型コロナウイルスの世界的流行で自粛の日常生活送ってまいりました。「緊急事態宣言」が解除に至っておりますが、このウイルスの収束は簡単ではなさそうです。心を引き締め希望を持って進みましょう。予定しておりました以下の展覧会は当面延期いたします。
4月:ネーチャーフォトゼミ写真展2020
5月24-30日:武井政之 新作展
6月27日-7月4日:松室重親パステル画展
皆様には楽しみにして頂いておりましたのに、大変残念なこととお詫び申し上げます。
又良い時期が参りましたら、再開のご連絡を致したいと思っております。
皆様のご健康をお祈りしております。
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2020年 2月21日(金)
加藤周一について
日時:2020年2月21日 (金曜日)に予定されていた根津科学の会はコロナウイルスのリスクを考慮して延期します。尚、現在の新コロナウイルスの日本、および世界中に蔓延した状況に鑑み、収束方向が見え始めた段階で、展覧会を開催いたします。従って、予定していました4月のネーチャーフォトゼミ写真展2020は延期といたします。
企画:根津科学の会
講師:鷲巣 力(つとむ)氏 1944年東京生まれ。1969年東京大学法学部卒 平凡社入社 加藤周一作品や、雑誌「太陽」の編集長を務める。1992年 フリージャーナリストとなる。作家
要旨:講師の多くの著書のうち加藤周一に関するものを紹介し要旨に替える。
『加藤周一を読む「理」の人にして「情」の人』(岩波書店 2011年)
『加藤周一という生き方』(筑摩書房 2012年) 『加藤周一はいかにして「加藤周一」となったか『羊の歌』を読みなおす』(岩波書店 2018年)
司会:平野 卿子 氏
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2019年 12月14日(土)
県外から移住した医師の目から見た福島県の原発事故被災地
企画 根津科学の会
日時 2019年12月14日(土曜日)16:00~18:00
(今回は講演会・懇親会共に文京グリーンコート:イタリア・レストラン2階です)
講師 神戸 敏行 氏(南相馬市立総合病院 呼吸器科)
要旨 ここへ来る前は千葉県旭市にいましたが、以前から福島県に住んで働きたいと思っておりました。その矢先に震災が起き旭市も津波の被害に遭い、そこが目鼻がついたので、特に困難な状況に陥っていた南相馬市に来ました。「住んで見て」もともと食べ物が美味しく自然に恵まれたところが、かなり損なわれたことが残念でなりません。でも人の温かさは変わらず、必ず立ち直れると信じています。「今後の展望」この地域初の常勤呼吸器専門医として、呼吸器でお困りの方々の力になり、初期研修指導にも協力したい。趣味でマラソンをしていて、南相馬とプリントしたTシャツを自作し全国各地のマラソン大会に参加し、アピールしています。
平成2年千葉大医学部卒、後、旭市/総合病院国保旭中央病院勤務
専門:呼吸器内科、感染症、緩和ケア、禁煙指導
司会 石原 邦雄 氏
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2019年 10月18日(金)〜 10月26日(土)
東井邦夫個展
企画展
日時 2019年10月18日(金)〜26日(土) 12:00〜18:00 (最終日 17:00)
読売カルチャーの絵画教室で扱う静物、花から永遠のテーマの鳥、縄文のモチーフまで二科春季展、グループ展に出品した作品50号から、油彩小品まで十数点を展示します。
御紹介 東井邦夫画伯は1940年、東京生まれ。1967年二科会初入選される。二科会会友を経て2005年に二科会会員となられ、現在、絵画部でご活躍中です。
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2019年 10月4日(金)
「原発即時ゼロ」で日本経済は大発展する
日時 2019年10月4日 (金曜日)16:00〜19:00
企画 根津科学の会
講師 吉原 毅 氏(城南信用金庫顧問、城南総合研究所所長、原発ゼロ自然エネルギー推進連盟会長)
概要 「原発即時ゼロで日本経済は大発展する」「原発ゼロの端緒を見るまで私は死んでも死にきれない」これは慶應義塾大学名誉教授であった加藤寛先生が2013年1月に逝去された時の遺言である。世界はフクシマの事故を教訓に原発の危険性と膨大なコストに気づき自然エネルギーで大発展しており、まさに先生の予言が的中した。「日本よ、今こそ目覚めよ。そして正しい道を行け」そう加藤先生が笑顔で我々を激励しているように思えてならない。
参考:https://www.youtube.com/watch?v=CeUoVA1Cn-A
司会 黒瀬 直宏 氏
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2019年 9月27日(金)
成人の神経発生:恐怖から知識が生まれる
日時 9月27日(金曜日) 16:00〜18:00
企画 根津科学の会
講師 児玉 龍彦氏 (東京大学先端技術研究センター)
概要 導入部: 脳の構造、働きとコンピューター:狐崎氏
「ニューロン新生とは神経幹細胞がニューロンへと分化することであり、長らくニューロン新生は成体期では生じないと考えられていた。しかし、成体脳においても、記憶にかかわる海馬では個体の生涯を通じて新しくニューロンが生み出されていることが明らかになった。」とあります。東大先端研の穴井元准教授は、AKTなるリン酸化酵素の研究中、それと相互作用するAPEタンパクを同定しました。作成したAPE欠損マウスは、出生時の海馬の腹側は正常ですが、背側の大脳皮質とネットワークつくる部分が異常で、出生後の海馬の形成がうまく進まず、新しい環境にてはジッと動かなくなり、約30分後、動きだす臆病な様子が見られます。一方海馬腹側を破壊すると、高所で危険な行動をとりだし、場所の記憶が落ちるようになる。生まれた時点で不安や恐怖は本能のように刷り込まれて、これをデフォールト(当初設定値)として、徐々に経験を広げて、大胆な行動を取れるようになるのが神経の発達ではないかと考えています。分子生物学的には、中心体、基底体、繊毛システムが神経突起の形成の方向性に関わっていると考えられ、そうした研究をご紹介したいと思います。
司会 西野 武士氏
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2019年 7月19日(金)
過去11,500年の気候変動と人間社会の発展, そしてこれからの課題
日時:2019年7月19日(金曜日)16:00〜18:00
企画:根津科学の会(http://nezukagaku.karou.jp)
講師:小端拓郎 氏(国立環境研究所)
概要:過去11,500年は完新世と呼ばれ、それ以前の氷河期時代に比べると温暖で安定した気候であったと言われています。この期間に、人類は農業を開始し社会を持続的に発展させ、現在の複雑な社会システムを築くまでに至りました。私はこの完新世の気候変動を復元するために、グリーンランドの氷床窒素コア中の気泡の窒素とアルゴンの同位体比を調べ、正確な気温変動の記録を復元することに成功しました。この記録から過去のグリーンランド気候変動は、地球の地軸の変動、温室効果ガスの変動、火山活動、太陽活動の変動に影響されていたことがわかりました。私たちにとって、人間社会の育んだ完新世の機構を守ることが、将来持続可能な社会を形成する基盤となります。そのためには化石燃料に依存したエネルギーシステムから、再生エネルギーをベースとしたエネルギーシステムへとできるだけ早くシフトすることが重要な課題です。
司会:大庭忠道 氏
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2019年 6月28日(金)〜 7月6日(土)
パステル画 二科会(審査員)松室重親展
企画展
日時 2019年6月28日(金)〜7月6日(土) AM 12:00〜18:00
最終日 17:00
御紹介 二科会の重鎮でいらっしゃる画伯は現在でも、日本の山野、芽吹いた春の樹々、初夏の若木の初々しさ、秋の真紅に色づく紅葉の山々、雪をかぶった山々と、ご自身の足で現場に通い、全ての画業を現場で仕上げられるという偉業を実行されています。6月29日(土) 3時頃から作家さんを囲んで、芸術談義と小さいお茶会をいたします。奮ってご参加ください。
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2019年 6月21日(金)
結核今昔ものがたり
日時 6月21日 金曜日 16:00〜18:00
企画 根津科学の会
講師 工藤 翔二 氏(結核予防会理事長)
工藤翔二氏は昭和36年戸山高校卒、東大医学部卒、東大第三内科出身です。
都立駒込病院で主に癌の化学療法の専門家として従事され、その後日本医科大学の
第4内科(呼吸器内科)の教授に就任されました。呼吸器内科の教授時代は幅広く
呼吸器内科において専門である、主に化学療法を中心に閉塞性呼吸障害、間質性肺炎
肺癌等の幅広い疾患の「診断・治療」研究に取り組まれ、多大な功績を残されました。
日本医科大学を定年退職され、現在は結核予防会の理事長として活躍されています。
司会 栗栖 茜 氏